Top -> スペースリー ニュース一覧 -> どこでもかんたんVRのスペースリーが公的分野での利用拡大
1. JKK東京のスペースリー導入について
・導入の目的、背景
JKK東京は都内全域に7万戸超の賃貸住宅を管理している特別法人です。JKK東京の住宅の申込みは、ホームページからが中心となっています。そのため、取り扱い物件の360度VRコンテンツ化を進め、JKK東京のホームページ等で発信することにより、子育て世帯や高齢者等の内見が困難な利用者の利便性の向上を目的として導入しました。・今後の計画
12月中旬にホームページを公開し、スペースリーを利用した管理物件のVRコンテンツの提供数を拡大する予定です。1年間で100物件程度の360度VRコンテンツ化を目指しています。2. 東京都の先進的防災技術実用化支援事業について
・スペースリーをベースとした、VR防災訓練システム
簡単にVRコンテンツの制作ができるクラウドソフト「スペースリー」をベースに、防災訓練用360度VRコンテンツを、低コストで、個々の建物の事情に応じて制作できるソフトウェアを開発します。制作されるコンテンツは通常のウェブブラウザで再生可能なため、スマートフォンやPCで閲覧可能であり、実施する上で特別な機材を必要としません。したがって、対象者が多数となる訓練の実施に適しています。また、参加者はオンラインで参加の報告ができ、管理者は対象者の参加状況を把握できるようになるため、参加率の低さの問題が指摘されている集合住宅の防災訓練に適したものとなります。・先進的防災技術実用化支援事業とは
東京都及び(公財)東京都中小企業振興公社では、先進的防災技術の普及による都市防災力の向上と産業の活性化を図るため、都内中小企業者等が、自社で開発・製造した都市の防災力を高める優れた技術、製品・試作品の実用化及び販路開拓に係る経費の一部を助成する「先進的防災技術実用化支援事業」を実施しています。